「お出かけ」と「家庭用蓄電池」で、夏の電力需要を削減! 行動変容と機器制御を組み合わせ、期間中合計73万kWh相当の下げDR効果 ~「夏の電気バカンス大作戦2026」と「てるまるでんちプロジェクト」の成果を報告~
株式会社東急パワーサプライ
東急株式会社
株式会社東急パワーサプライ(以下、東急パワーサプライ)は、東急株式会社とともに、2026年7月1日から9月30日までの夏季の取り組みで、合計で73万kWh相当のピーク時間帯における電力需要削減効果※1を創出しました。
お客さまが楽しく「お出かけ」や「節電」に参加することを促す行動変容型デマンドレスポンス※2(以下 「DR」)「夏の電気バカンス大作戦2026」と、お客さまが意識することなく「電力をつかう時間」を自動的に最適化する家庭用蓄電池の遠隔群制御による機器制御型DR「てるまるでんちプロジェクト」を一体的に展開した成果となります。

「夏の電気バカンス大作戦2026」では、「夏の節電プログラム2026」を実施するとともに、東急線沿線の商業施設で使えるグルメクーポン、商業施設へのお出かけでたまるスマートタッチポイント、ミュージカル招待、8月の「実話怪談列車」などを展開し、ご家庭における節電と、商業施設などへのお出かけによるクールシェアを促し、合計57万kWh相当(当社換算)の需要削減効果を実現しました。
「てるまるでんちプロジェクト」では、プロジェクト開始当初から26年9月末までに設置された438台の家庭用蓄電池を活用し、遠隔群制御により、電力卸売市場価格や需給状況に最適化した充放電を実施しました。設置家庭において、電力需要が高まる時間帯に蓄電池からの電力を供給することで、電力ネットワークからの調達電力量を削減し、電力需要ピークにおける需要削減効果は16万kWh相当に達しました。
この2つの取り組みに参加した総世帯数は述べ26万世帯、そこから創出した電力削減効果の合計73万kWhは、一般家庭の使用電力で6万世帯/日※3、CO2削減効果は311t-CO2※4に相当します。
東急㈱グループは「環境ビジョン2040」を掲げ、「なにげない日々が、未来をうごかす」をコンセプトに「環境と調和するまち」の実現を目指しています。今後も、お客さま一人ひとりのなにげない行動や設備の利活用が社会全体の脱炭素化やエネルギー最適化につながる取り組みを進め、環境と調和する持続可能なまちづくりを推進していきます。
今回の取り組みの詳細は別紙をご参照ください。
※1 行動変容型DRについては節電・外出による需要削減量、機器制御型DRについては蓄電池放電によるピーク時間帯の需要削減量をそれぞれ
算定し合算。
※2 需給状況に応じ、電気使用量や使用時間を調整する取り組み。使用量を減らす下げDRと再エネなどの有効活用につながる上げDRがある。
※3 総務省令和7年度家計の収支調査結果から推計した総世帯平均約354kWh/月を用い、一か月を30日で算出。
※4 環境省令和8年度電気事業者別排出係数一覧の全国平均係数0.000423t-CO₂/kWhを用いて算出。
【別紙】
1. 今夏の下げDR効果の全体像
■対象期間
2026年7月1日~2026年9月30日
■行動変容型DR:『夏の電気バカンス大作戦2026』
電力需要がピークになる時間帯の電力需要節電と、涼しい商業施設・体験企画へのお出かけによるクールシェアを促す、行動変容型DRの取り組みです。
URL:https://www.tokyu-ps.co.jp/home/denkigas/natsubaka/2026/
■機器制御型DR:『てるまるでんちプロジェクト』
家庭用蓄電池を東急パワーサプライが所有し、所定の条件を満たす東京都内の太陽光発電設備が設置されていない戸建住宅に無償で設置・貸与します。また、蓄電池を遠隔群制御し、電気をためる時間とつかう時間を最適化することで、電力需要のピーク時間帯における需要を削減する機器制御型DRの取り組みです。
URL:https://www.tokyu-ps.co.jp/campaign/1000battery/
■電力需要の削減量
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区分 |
算定区分・取り組み |
需要削減量 |
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A:行動変容型DR |
●お出かけによる効果の推計 クーポン・体験企画・スマートタッチ ●基準使用量との比較に基づく算定 夏の節電プログラム |
570,077kWh |
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B:機器制御型DR |
●充放電実績に基づく算定 蓄電池放電による対象時間帯の電力量削減 |
164,141kWh |
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合計 |
A+B |
734,218kWh |
■算定方法
●お出かけによる効果の推計
想定削減消費電力量※5×想定外出時間※6×延べ参加世帯数
●基準使用量との比較に基づく算定
High4of5:対象日の直近5日間の同じ時間帯における電力使用量のうち使用量が多かった上位4日間の平均値を基準値とし、対象日と比較
●充放電実績に基づく算定
群制御下にある蓄電池で、充放電実績から対象時間帯の購入電力の削減量※7を算定
※5 総務省令和7年度家計の収支調査結果から推計した総世帯平均約354kWh/月を用いて1時間毎の消費電力量を算出
※6 施策毎に参加必要なおでかけ時間を推計
※7 日々の運用で放電している時間帯における市場価格をもとに算定
2.「夏の電気バカンス大作戦2026」の成果
■対象期間
2026年7月1日~2026年9月30日
■施策毎の参加実績と需要削減効果
|
施策 |
延べ参加世帯数 |
需要削減効果 |
|
①:月替わりグルメクーポン |
10,040世帯 |
37,650kWh |
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②:実話怪談列車 |
520世帯 |
1,950kWh |
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③:ミュージカル招待 |
100世帯 |
375kWh |
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④:夏のスマートタッチポイント |
116,520世帯 |
436,950kWh |
|
⑤:夏の節電プログラム |
130,028世帯 |
93,152kWh |
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行動変容型DRの合計 |
257,208世帯 |
570,077kWh |
■今夏の取り組み
①:月替わりグルメクーポン:
7月はDEAN & DELUCA渋谷ストリーム店・たまプラーザ店、8月はShake Shack みなとみらい店、9月は銀のあん たまプラーザ テラス店で利用できるクーポンを提供
②:実話怪談列車:
8月27日・29日・30日の3日間、田園都市線長津田駅ホーム~長津田検車区構内を往復する車両で、怪談師による怪談と没入型演出を実施。「ひえひえ車両」と「絶叫車両」の2種類を設け、体験を通じたお出かけを促進
③:ミュージカル招待:
8月1日のブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」に50組100名様を招待
④:夏のスマートタッチポイント:
10か所の商業施設で、専用ポスターへのタッチに応じたポイント特典を提供
⑤:夏の節電プログラム:
節電タイムの参加意思表示や節電量などに応じた特典により、家庭での節電を促進

3.「てるまるでんちプロジェクト」の成果
■対象期間
2026年7月1日~2026年9月30日
■遠隔制御・電気代削減実績
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7月 |
8月 |
9月 |
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月末制御対象台数 |
430台 |
435台 |
438台 |
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下げDRによる需要削減量 |
56,779kWh |
56,393kWh |
50,970kWh |
■遠隔制御によるピークシフトの仕組み
市場価格や需給状況を考慮し、相対的に価格が安価な時間帯に充電を指示し、高い時間帯に放電を指示。電力需要がピークとなる時間帯には蓄電池から電力を供給し、お客さまが特別な操作をすることなく、電力利用の時間帯がシフトされます。

【参考】
■東急㈱グループの環境ビジョン2030および環境ビジョン2040
東急㈱グループは、2022年3月に脱炭素・循環型社会の実現に向けた「環境ビジョン2030」を策定し、目標達成に向けて掲げた11のアクションで、太陽光発電をはじめとする「再エネを創る」取り組みの推進を宣言しています。
2025年9月には、環境と調和する街の実現に向けた取り組みをさらに推進するため「環境ビジョン2040」を策定し、2030年度に向けた従来の達成目標をより高い水準に更新するとともに、2035年度および2040年度に向けた達成目標を新たに設定しました。
環境ビジョン2040 URL:https://tokyu.disclosure.site/ja/135/

▲環境ビジョン2040(抜粋)
■会社概要
株式会社東急パワーサプライ
所在地: 東京都世田谷区用賀4丁目10番1号 世田谷ビジネススクエアタワー
設立: 2015年10月
事業内容: 電力小売業、ガス取次業
資本金: 1億円[東急株式会社:66.7%、東北電力株式会社:33.3%]
URL: https://www.tokyu-ps.co.jp/
東急株式会社
所在地: 東京都渋谷区南平台町5番6号
設立: 1922年9月
事業内容: 不動産事業、不動産販売業、その他事業
資本金: 1,217億24百万円
URL: https://www.tokyu.co.jp/company/
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